Ranun’s Library

書物の森で溺れかける

春、新たなるやかた

沼が散在する書物の森を抜けだし、この春から、ここ関西大学総合図書館でお世話になることになりました。大阪、私大ということでかなり新鮮に映ったものの、そういえば私は生まれも育ちも大阪だった!ということを思い出し、懐旧の情が湧きだしてきた。元気な大阪、きっとすぐに慣れるだろう。



100年超えの歴史がある関西大学総合図書館は、約225万冊、雑誌2万4000タイトル、電子ジャーナル2万タイトル、その他、個人文庫、貴重書を含め、膨大な資料数を誇る図書館である。


この数をみて逆に驚くことは、先月までいた某文学研究科図書館の所蔵数は約115万冊、毎年約一万冊づつ増え続けているから、学部図書館にしてはBIGすぎるのではないかということ。いずれ書庫の床がぬけ落ちることだろう。


知らんけど。


とにもかくにも、この新たなやかたで繰り広げられる景色を楽しみたいと思う。
もし溺れかけたら、それはそれで、身も心もをゆだねてみよう。